経営業務の管理責任者になるために必要な経営経験は通算して計算することができます。 例えば塗装工事業について、法人の役員としての経験が4年、個人事業主としての経験が1年あれば、塗装工事業の経営業務の管理責任者になることができます。 下記の具体的な事例を参考にしてください。
→「管工事」で補佐経験が5年、取締役としての経験が2年、合計で7年の経営経験がありま すので、「管工事」の経営業務の管理責任者になることができます。 →合計7年の経営経験がありますが、補佐経験は許可を受けようとする業種でしか認められま せんので、「管工事」以外の経営業務の管理責任者になることはできません。
→補佐経験がある場合には合計7年の経営経験が必要なので、「管工事」の経営業務の管理責 任者にはなることはできません。
→「土木工事」の経営業務の管理責任者になることはできますが、「管工事」は5年の要件を 満たさないので経営業務の管理責任者にはなることはできません。
→すべての業種の経営業務の管理責任者になることができます。
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